地域の価値をつくり、そこにある物語を紡いでいく

瀬戸内・豊島を拠点に古民家を再生した宿泊施設の運営や、地域のつくり手たちとコラボして地域ならではの付加価値の高い商品づくりを行っています。

八百万の神を信仰していた古来の日本では、物の結び目にまでも神の心が宿っていると考えられていたといいます。また、かつては集落の共同作業の制度も「結」と呼ばれ、 地域の相互扶助の文化がありました。

私たちは、時代や人をつないで新しい価値をつくっていくこと、地域の生産者や事業者と協業して地域還元をしていくことを商いにしたいという想いを込めて、「結-YUI」という屋号で瀬戸内・豊島を中心に活動しています。

香川県沖の瀬戸内海の島「豊島」では2017年より古民家を再生した1棟貸しの宿の運営しており、2022年8月に結-ISHIYAの裏の倉庫にギャラリーカフェをオープンしました。四国の伝統工芸とコラボや使い古されたもののアップサイクルなどを行なっています。

消費されるものではなく、わたしたちの暮らしに寄り添い、長く大切に使いたいと思えるものを作りたい。古くなり役割を終えたものに、新たな価値を与えて蘇らせたい。瀬戸内の暮らしから生まれた、物語をまとうプロダクトを届けたい。日々の小さな積み重ねが、わたしたちの未来をつくっていくと信じて。